戦没者慰霊の日。

昨日(日曜日)はドイツ戦没者慰霊の日(Volkstrauertag)でした。仕事に向かう車の中で聞いたラジオによると、そもそもの始まりは第一次世界大戦のあと。そして第二次世界大戦終了後の1952年にアドヴェント(待降節。クリスマス前の4週間を指します)の2週間前の日曜日をすべての戦争(第二次世界大戦に限らず)で亡くなった多くの人々の慰霊の日と定めたそうです。

この日仕事で訪れたバイエルン州の街・Ingolstadのミュンスターの夜のミサではモーツアルト作曲の「レクイエム」の演奏と共に慰霊のミサがとり行われました。日本では「レクイエム」といえばコンサートホールで聴くのが普通ですが、そもそもレクイエムと名の付く宗教曲は教会でとり行われるミサ形式に沿って作曲されているので、この日のように実際のミサとして演奏される場合は曲間に神父(この教会はカトリックでした)の説教が行われます。ミサ形式のモーツアルトのレクイエム。キリスト教徒でない僕にもコンサートで一気に演奏されるレクイエムとはまた違う、重みのある感慨深いものでした。今日の写真はミサ前の様子。

またこの日は朝からドイツ各地の教会で慰霊の為のミサがとり行われていました。仕事に向かう途中の小さな村でも丁度ミサが行われていたようで、ミサ終了後に村のブラスバンドの演奏するショパンの「葬送行進曲」を伴奏に村の墓地まで黒い服に身を包んだ多くの人々が行進に参加していました(勿論行進の間道路は通行止め)。

ここ最近、例年以上にドイツ各地を移動しとても忙しくしていました。毎年10〜12月は仕事柄大忙し期間なのです。普通は12月に入ると少々仕事も落ち着くのですが、今年は最後の大晦日の日まで予定がギッシリ。クリスマス期間のみ唯一の休息日になりそうです。しかしこの御時世、仕事が入り忙しいというのはありがたいものです。
そんな訳で先々週からずっと皆様から折角頂いたコメントに中々お返事が出来ず大変申し訳なく思っていましたが、今日やっとお返事することが出来ました。これからも頂いたコメントには必ずお返事しますのでどうぞ気長にお待ち下さいますようお願い致します。
2006年11月19日撮影 Bayern −Ingolstad Muenster