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CONTAX Tvs-Digitalで撮るドイツの情景。

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狭間。

KICX1244.jpg

「狭間(名)あいだ(にはさまれた、せまい所)。(三省堂 国語辞典より)」
まさにそんな単語が僕の頭をよぎった中世より連なる家々の間の僅かな空間。この街に住む人々が普段は気にも止めないであろう、何処にでもあるような何気ない僅かな空間。でもそんな場所こそが僕にとっては非常に気になる被写体となることが多いです。
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そして狭間にはまってしまった男がここに一人・・・。異常に暖かい春のような気候とは裏腹に、予想以上の集中力と精神力を要した荒れ模様で幕開けた今年の仕事始め。すでに昨年の12月から用意はしていたものの、実際の仕事となるとひとりで用意していたときとは段取りが異なるのは常。朝7時に家を出て、帰宅は夜の12時。そんな軟禁生活を強いられ生も根も使い果たし新年1~2週目はダウン。皆さんから頂いたコメントにもお返事したい、でもできないという狭間で揺れておりました。

KICX1207.jpg

そして一月3週目。今年の異常気象に拍車がかかり、ドイツ史上初めてすべての鉄道網が麻痺せざろう無い状況になった原因、オルカン(嵐)KIRILLの襲来。この日は殆どの学校や事務所などがこの大嵐にそなえ早めに終了。テレビでもしきりに「今日、夕方来る大嵐に備えなるべく外に出ないで家で待機するように」と流れていました。この大嵐、家のそばではそれほど大きな被害は出なかったのですが、北ドイツを中心にかなりの被害がでました。この大嵐、なんと最高風速200km/hの予想で実際にも逸れに近い風速を観測したそうです。被害の殆ど無かった僕の住む町でさえも、多くの木々の枝が強い風の影響で道路を埋め尽くすほどでした。

KICX1245.jpg

大嵐が去ってほっと一息の瞬間を襲った異常気象な一月のハイライト、予想外の大雪。今年の歴史的な暖冬とは裏腹に、いきなりの大雪をもたらした冬将軍の襲来。先日の大嵐で壊滅的なダイヤの乱れをきたした鉄道網はこの大雪でまた完全に大混乱。多くの人々が立ち往生を余儀なくされました。そして南ドイツ(僕の住んでいる地域)を中心に、ドイツの誇るアウトバーンもいきなりの大雪に麻痺。なんでも急激に雪が道路に積もった為、雪対策用の塩を含んだ砂利の散布が間に合わずに殆どのアウトバーンが氷結。その上にさらに雪が積もり殆ど通行不能の状態に。幸いにもこの日は無事に鉄道を使い帰宅できたものの、ラジオのニュースを聞いていたら、あるアウトバーンでは大渋滞に加えすべてのサービスエリアが避難した車やトラックで満杯。駅まで迎えに来てくれた奥方から「良かったね~今日はあっちの方での仕事じゃなくて。」とのコメントをいただきました。

KICX1217.jpg

そんな異常気象と多忙な一月を終えた2月。やっとブログの更新をする時間ができたもの、自分の写真をみても言葉が出てこない。いつもは写真を撮った時の記憶と写真から受けるインスピレーション(何て大したものではないけれど)から自然と言葉が沸いてくるのにどうしても言葉が出てこない。実は一月の忙しい日々の合間にある時間にもブログの更新と皆さんから頂いた嬉しいコメントへお返事しようと試みたもののやはり気の効いた言葉がどうしても浮かばない。何故だろうとよくよく考えてみると忙しかった年末から約2ヶ月もの間、忙しいことを理由に日本の家族やドイツ在住の日本人の友人との交流も無くまともに日本語をしゃべっていませんでした。勿論みなさんのブログを読んだり、移動の間に日本語で書かれた本を読んではいましたが、普段の実際に口から出るコミュニケーションの手段はドイツ語(それも文法なんてボロボロのブロークンドイチ)のみ。それに加え僕にとって唯一の日本語作文の手段であるブログの更新からも遠ざかっていたためにどうしても気の効いた言葉が出てこない。勿論母国語である日本語を忘れることはありませんが、いかにブログの更新が自分にとって日本語能力維持(?)のために大事なのかを実感しました。まさにタイトルの如く日本語とドイツ語の狭間に挟まってしまった男がここに一人いるわけです。(失笑)

すべて2007年1月5日撮影 Baden-Wuerttemberg Tuebingen

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そして2月のある日、このブログを通して知り合った友人から予期せぬ電話を頂きました。「最近全然ブログ更新されないからどうしたのかと思って。」と。何と嬉しいことでしょうか!しかし本当に久しぶりの長時間日本語トーク(?)だったので、自分が不思議な日本語をしゃべっていないか心配でしたが、色々と楽しいお話に花が咲きました。その中でも友人の「こないだテレビを見ていて世界には65億の人が住んでいて、その中で出会えるのは本当に一握りの人なんだなぁと思って。」という言葉にとても心を打たれました。まさにまさに、短い人生の中でもほんの一握りの人々に出会えることの意味と大切さ、そして忙しさにかまかけて皆さんから頂いた折角のコメントにもお返事できない自分の不甲斐なさを反省した次第です。写真はミサ前のケルン大聖堂の様子。僕の撮る写真のなかでも特に教会の写真が好きだと言ってくれた友人に贈りたいと思います。
Comment
anegoro [ URL ] #-
義理堅いですね~、buckさん。
ちゃんとコメントのお返しをしていただいている。頭が下がります。
日本も暖冬で、buckさんにいただいた冬のテーマを撮ることも無く2月
も中旬に突入。
このまま春を迎えるような陽気でした(一昨日の夜激しい雷雨があり、昨
日は寒の戻り?)。
三枚目の苔生したベンチ(?)でしょうか、ボケ具合もとても良いですね。
これからもお体に気をつけて、仕事はほどほどに、blog更新してくださ
い。
 2007.02.12 Mon 09:03 [ Edit ]
[  ] #
このコメントは管理人のみ閲覧できます
管理人のみ閲覧できます 2007.02.12 Mon 11:36 [ Edit ]
redemption [ URL ] #-
buckさん、
小生のカンボジア旅行写真を見ていただき、また丁寧なレスをいた
だきありがとうございます。私は大学院生の頃にスイスに交換留学
で2年弱滞在したのですが、その当時はデジカメも50万画素程度で
したので、やはりフィルムということで当時唯一10万円以下だった
Minolta α-SweetというSLRの入門機を3年前まで使用していまし
た。ちなみに私も最初のデジカメは初代IXY Digitalでした! 当
時から旅先での風景撮影は好きでしたが、3年前にCONTAX RX IIと
Tvs Digitalにフィルム、デジとも乗り換えてから構図や露出、絞
り、測光方式、レンズの焦点距離など勉強して考えながら撮影する
ようになりました。Tvs-Dは考えながら撮影しないと露出オーバー
のとんでもない失敗作を作ってくれますから、必然的に写真を撮る
楽しさを教えてくれているのではないでしょうか(笑)。去年は友達
を訪ねるため久しぶりにスイスに行き、CONTAXのカメラでスイス撮
影を楽しみました。

私も「狭間」好きです。道もさりげなく石畳でいい感じですねぇ
~。欧州の路地などの狭間は小さなトンネルがあったり、中世の趣
が残されていて暖かみがありますよね。小さな子どもが走り回った
り、足の不自由なお年寄りがゆっくり歩いていたり。米国の「狭
間」なんて犯罪と貧困とゴミの臭いがプンプンして寒々しいですが
(米国にも2度住んだ事が・・・)。
ところで、KICX1207のボケはどのように撮影されたのですか?
聖堂の中も雰囲気良く撮られていますね。こういう条件の時は手ブ
レしやすいので私は露出を変えながら何枚も同じ構図で撮ります。

それでは、良い週末を!
 2007.02.24 Sat 02:02 [ Edit ]
buck [ URL ] #zu7n1vHY
>anegoroさん
またまた長い間コメント放置してしまいました。スミマセン(汗)。
今日の更新で書きましたが、忙しかった(というかストレス100%)の期
間にようやく終止符を打つ事が出来、久しぶりに骨休めといった感じで
す。
そんな訳で早速先ほどanegoroさんのブログにお邪魔して吃驚仰天!
まさかanegoroさんのブログまで終了か!と落胆していましたら愛用さ
れているTvsが逝ってしまわれたのですね。でも入院中とのことで一安
心。anegoroさんのTvsとブログの帰還がとても待ち遠しいです^^。

3枚位目はこの街の中に残る水路にかかる苔生した木製の橋から撮影
しました。久しぶりにじっくりと撮影してみたら、Tvsの柔らかいボケ具合
に惚れ直しました。本当、Tvsの後継機の可能性が全く無いのが残念で
なりません。。。
 2007.02.24 Sat 07:47 [ Edit ]
anegoro [ URL ] #-
こんにちは、buckさん
Tvs-Dの後継機、結局、Tvs-Dとなりました。
悪条件での撮影時にこのカメラの本領が発揮されると思います。
今回ちょっと気になるカメラがolympusからでましたね。
http://olympus-imaging.jp/digitalcamera/sp550uz/

 2007.02.24 Sat 13:08 [ Edit ]






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  • ドイツの風景・日常を愛機・CONTAX Tvs-Dで撮影。

    すべての写真はレタッチ等の加工は一切無し。初期の写真はIrfanViewで、2007年5月以降の写真はiPhotoによりリサイズしています。
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